今日ガラガラの電車の中で4、5年生くらいの小学生がスマホで通話をしている姿を目撃しました。
小学生の頃、善悪がよくわからず、知っているマナーに過敏で、マナー違反はとても悪いことの様に思っていた私の少年時代からの乖離にビックリしました。
その少年はグレている感じはまったくしない一般的な少年で学校の帽子をしっかりとかぶり、ランドセルには交通安全という黄色いカバーをしていました。
そして電話を切ると、また電話をかけ始めましたのでビックリしました。
電車の中でケータイ電話の通話は遠慮して欲しい旨は常識だと思っていたからです。
そこで思い出したのが「法律違反していれば議員辞職するが、法律に違反していないから問題ないでしょう・・・」という主旨の国会答弁をした安部元首相を思い出しました。そして次の文を思い出しました。
「安倍政権の功罪について、私から指摘したいのは一つだけにしておく。それは「道徳的インテグリティ「(廉直、誠実、高潔)」の欠如ということである。政治指導者は道徳的なインテグリティを具えているべきだと私は思っている。少なくとも、そのような人間であると国民に信じ込ませる努力をするべきだと思っている。」”戦後民主主義に僕から一票 (SB新書) (p. 72):内田樹 著”より引用
この「法律違反してるなら何の法律に違反してるのか言ってみろよ・・・」は子供のころ子供同士のけんかでつかった捨てゼリフでした。先の電車でスマホを使う子供もこの主旨のことを親や周囲の大人から聞いているのでしょう。
悪びれもせず法律違反でなければマナー違反は構わないのが常識となっているのだと思います。
子供のマナー違反は以前からつきものです。中学生から高校生になると法律違反できることが武勇伝になります。
この武勇伝の成立要件は、自分は大人に負けない体力がある。という自信が必要です。このためマナー違反をするのは中学生からと言うのがお決まりのはずでした。
この例を全て前述の元首相のせいには出来ませんが、少なくとも人の前に出る人は道徳的インテグリティは絶対に必要でしょう。子供は社会を写す鏡です。子供は悪いことほどマネをします。


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