自宅の机周りに時計が9個もあります。時刻表示はPCのモニター、デジタルクロックが1つ、アナログクロック、腕にしているウオッチ、それに時間を測るタイマー1つ、他にも常時表示でないスマホ2台とタブレット2台、実にたくさんあります。
時刻をアナログ表示で見たときとデジタル表示で見たときで時間に関する感じ方が違います。もう言い古されているのかもしれませんが、アナログクロックで時刻を見ると、今の現在の時刻を確認しながら未来の時間まで目に飛び込んできます。
いまが8時30分だから9時までは30分弱あるといった感じで残り時間が認知でき、経過時間も同様に認知します。この認識はすこぶる早く、計算している認識はありません。
対してデジタルクロックで時刻を見ると今の現在の時刻しか表示されていませんから、未来までの所要時間は引き算をしないと得られません。たかが引き算ですが、その間は今まで考えていた思考が止まるので非常に厄介です。
こんな理由で机で仕事をしているときは、必ずアナログクロックを見るようにしています。デジタルでいろいろなモノが便利になりましたが、人間の認知に関する手法はアナログの方が相性が良い場合があるという好例です。
こんなことを考えていたらユーザインターフェースも、まだまだ改良出来ることはたくさんあるなぁ~と思いついてしまい思考があらぬ方向へ飛んでしまいました。
でもWEB会議で、約束の時刻になっても相手がオンラインに入ってきてくれないと、PCのデジタル時計を見て何秒遅れているかといった細かいことを気にしている自分がいます。
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